2020年01月26日

史跡看板散歩-173 中泉八幡宮

「堤ヶ岡小学校」南の通りに架かる横断歩道橋、その南に「中泉八幡宮」の森が見えます。


八幡宮境内の北側には、けっこう深い堀がありまして。


「群馬町誌資料編1」には、こんな記述があります。
中泉字八幡廻り・伊勢廻り・川久保・源十内・横堀などが、中泉館跡と思われる地域である。(略)
本丸は村の鎮守の八幡宮・医光寺のあたりで、八幡宮裏や医光寺東側下には、三ツ寺溜池下りの中川から天王川が流れていて、三ツ寺・棟高との村境をなしており、高さ四~五メートルの急傾斜地で、自然の谷堀を形成していた。」

という訳で、中世の「中泉館」の堀だったんですね。

たしかに、航空写真を見ても、そんな名残が感じられます。


史跡看板は、境内南側の参道入り口に建っています。



参道を北へ直角に曲がって鳥居を潜った先が社殿です。



扁額は、拝殿の中にありました。


本殿は質素ながら重厚な造りで、女子に人気のハートマーク・猪の目もはっきりしています。


社殿の後ろには、いろんな神様が祀られていて、


こんなのとか、あんなのとか。


地元の人に、愛されてるんだろうな、きっと。


【中泉八幡宮】


  


Posted by 迷道院高崎at 07:30
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