ドイツの福音主義神学者、古プロイセン合同福音主義教会、ヘッセン=ナッサウ福音主義教会(ルター派)の牧師、反ナチ運動家。 | |
ナチスの弾圧とそれに対する抵抗運動を描いた詩『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』の作者。 | |
(Wikipedia) |
「 | ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった。 私は共産主義者ではなかったから。 |
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった。 私は社会民主主義者ではなかったから。 |
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彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった。 私は労働組合員ではなかったから。 |
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そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。」 |
「 | ニーメラー牧師は何千人もの人々の前で、彼自身のことを(あまりにも謙虚に)こう語った。 |
ナチ党が共産主義者を攻撃した時に、私は多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった。 | |
ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。 私は前よりも不安だったが、社会主義者でなかったから何もしなかった。 |
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それから学校が、新聞が、ユダヤ人などが攻撃された。 私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった。 |
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ナチ党はついに教会を攻撃した。 私は牧師だったから行動した。 しかし、それは遅すぎた。」 |
「 | 私には罪がある。 |
なぜなら私は1933年になっても、ヒトラーに投票したし、また正式な裁判なしに多くの共産党員が逮捕され投獄された時にも、沈黙を守っていました。 | |
私は強制収容所においても罪を犯しました。 | |
なぜなら、多くの人が火葬場にひきずられて行った時、私は抗議の声をあげませんでした。」 |
「 | さて、今日私にとって最も緊急性の高いものについて申し上げます。私たちがウイルスの速すぎる拡散を阻止する効果的な手段を投入しなければ、あらゆる国の施策が無駄になってしまうでしょう。 |
その手段とは私たち自身です。私たちの誰もが同じようにウイルスにかかる可能性があるように、今誰もが皆協力する必要があります。 |
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まず第一の協力は、今日何が重要なのかについて真剣に考えることです。 | |
パニックに陥らず、しかし、自分にはあまり関係がないなどと一瞬たりとも考えないことです。 | |
不要な人など誰もいません。私たち全員の力が必要なのです。 |
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私たちがどれだけ脆弱であるか、どれだけ他の人の思いやりのある行動に依存しているか、それをエピデミックは私たちに教えます。 また、それはつまり、どれだけ私たちが力を合わせて行動することで自分たち自身を守り、お互いに力づけることができるかということでもあります。 |
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一人一人の行動が大切なのです。私たちは、ウイルスの拡散をただ受け入れるしかない運命であるわけではありません。 私たちには対抗策があります。つまり、思いやりでお互いに距離を取ることです。 |
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ウィルス学者の助言は明確です。 握手はもうしない、頻繁によく手を洗う、最低でも1.5メートル人との距離を取る、特にお年寄りは感染の危険性が高いのでほとんど接触しないのがベスト、ということです。 |
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こうした要求がどれだけ難しいことか私は承知しています。緊急事態の時こそお互いに近くにいたいと思うものです。 私たちは好意を身体的な近さやスキンシップとして理解しています。 けれども、残念ながら現在はその逆が正しいのです。 これはみんなが本当に理解しなければなりません。 |
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今は、距離だけが思いやりの表現なのです。」 |
Q. | 映画を撮ろうと思ったきっかけは? |
A. | 私は非暴力や平和学を学んできた。コスタリカのような、軍国主義とは違う道があることを、米国人に知ってもらいたいと映画を作った。米国では軍隊がない社会を現実と受け止めることが難しかったようで、『学べることはない』という意見が多かった。 |
Q. | 軍隊を持たない選択は、小さな国だからできるという指摘があるが。 |
A. | それは違う。小さい国でも外交力や国際法で国は守れると考えるべきだ。大国は貿易相手国が多く、国際社会でも影響力があるから、もっとできるはずだ。 |
Q. | 日本の憲法九条をどう評価するか。 |
A. | 九条はコスタリカの非武装憲法より世界に広く知られている。世界平和を実現するため、積極的に発信してほしい。コスタリカのように初等教育から戦争放棄や人権を素晴らしいこととして学ぶなど、もっとやれることがある。 |
Q. | 日本には自衛隊の存在を憲法に明記すべきだとの意見があるが。 |
A. | 政治指導者が憲法をごく一部でも書き換えようとする際は、その先にもっと抜本的な変化を起こそうとしていると考えるべきだ。大切なのは憲法が成立したときの理念などの原点に戻ること。成文憲法の素晴らしさは、いつでもそこに戻れる点だ。 |
想像してごらん 天国なんて無いんだと ほら、簡単でしょう? 地面の下に地獄なんて無いし 僕たちの上には ただ空があるだけ さあ想像してごらん みんなが ただ今を生きているって... |
想像してごらん 国なんて無いんだと そんなに難しくないでしょう? 殺す理由も死ぬ理由も無く そして宗教も無い さあ想像してごらん みんなが ただ平和に生きているって... |
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね でも僕一人じゃないはず いつかあなたもみんな仲間になって きっと世界はひとつになるんだ |
想像してごらん 何も所有しないって あなたなら出来ると思うよ 欲張ったり飢えることも無い 人はみんな兄弟なんだって 想像してごらん みんなが 世界を分かち合うんだって... |
僕のことを夢想家だと言うかもしれないね でも僕一人じゃないはず いつかあなたもみんな仲間になって そして世界はきっとひとつになるんだ |